EventBridge を使って EBS スナップショットを自動で取得してみた
こんにちは。コンサル部@埼玉からリモートのYui(@MayForBlue)です。
以前から気になっていた Amazon EventBridge を触ってみよう!と思い立ったので、公式ドキュメントで紹介されている Tutorial: Schedule Automated Amazon EBS Snapshots Using EventBridge を実際にやってみました。
Amazon EventBridge とは?
Amazon EventBridge (以下、EventBridge) は、独自のアプリケーション、統合 Software-as-a-Service (SaaS) アプリケーション、AWS のサービスからのデータを使用してアプリケーション同士の連携を実現するサービスです。
以下の再入門ブログで詳しく解説されているので、ご一読いただければと思います。
手順
前提
スナップショットを取得するEBSは作成済みとします。
やってみる
それでは早速、やってみたいと思います。
まず、EventBridgeのコンソールから左側メニューの「ルール」をクリックします。
右側に表示される「ルールの作成」をクリックします。
ルールの内容を設定します。
- 名前、説明に任意の文字列を入力します。
- 「パターンを定義」でルールを実行するパターンを設定します。今回は「スケジュール」で12時間ごとに実行するようにしました。
- 「ターゲット」で「EC2 CreateSnapshot API 呼び出し」を選択します。
- 「ボリュームID」に対象のEBSボリュームIDを入力します。
- EventBridgeがスナップショットを作成するためのIAMロールが必要なので、「この特定のリソースに対して新しいロールを作成する」を選択します。
設定できたら、画面下部の「作成」をクリックします。
確認する
EventBridgeのルールが作成できたら、初回のルールが実行されるので、実際に確認してみます。
EBSのスナップショットを確認すると、実際にスナップショットが作成されている(作成中になっている)ことが確認できました。
また、作成から12時間待って確認してみると、ぴったり12時間後にスナップショットが作成されていることを確認できました!
最後に
EventBridge を使って EBS スナップショットを自動取得する手順をご紹介しました。
今回はとりあえずEventBridgeを触ってみたい!と思ったので、簡単なチュートリアルを試してみました。
EventBridgeは様々なパートナー製品とも連携できるので、SaaSサービスとの連携もぜひ試してみたいと思います。
以上、コンサル部のYui(@MayForBlue)でした!